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2003/09/17


食品保存の米国市場


世界の食品産業(五千億ドル)は様々な食品保存および保存期間延長技術に依存している。現在米国には1万7千以上の食品・飲料製造/加工施設があり、その総売上高は、2,655億ドル(2002年)である。食品・飲料メーカーの最大の関心事は、製品の保存と保存期間の延長である。それによって腐敗を防ぎ、新鮮で安全なまま、また栄養価も損なわれずに健康によい製品を消費者に届けることができるからである。市場が消費者の好みや関心を反映して変化するのに伴い、この業界の意味を十分に理解することは収益実現に不可欠である。

Business Communications Company, Inc.の最新英文市場調査報告書「RGA-116 Food Preservation and Shelf-Life Extension: Techniques, Trends and Opportunities」によると、2003年の米国の食品保存および保存期間延長市場は1,970億ドルと試算されており、食品加工産業の74%を占めるとしている。

したがって、保存方法は何であれ(保存料、包装、カプセル化、食品照射、その他伝統的な方法)食品保存のニーズは過去10年爆発的に成長しており、2008年まで年間平均成長率5.5%で拡大する勢いである。食品を新鮮なままで、栄養価を損なわず、また低コストで保存できる新技術、方法が登場している現在、このダイナミックで革新的な市場にインパクトを与える機会が増えている。世界の食品保存市場に占める米国のシェアは2008年までに40%強に拡大すると見込まれている。

化学合成物質の保存料は不審の目で見られる一方、天然化学物質の保存料は存在感を増し、消費者の信頼も得ている。2003年の化学物質保存料市場はソルビン酸系保存料にけん引され、年間売上高1億6,200万ドル、化学・天然保存料全体の約53%を占めると予測される。ソルビン酸系保存料の消費高も1億4,300万ドルと保存料消費高全体の約58%を占めると見込まれる。2003年の保存料全体の売上は年間平均成長率2.2%増、3億630万ドルになると試算されている。一方保存料生産量の合計は3億3,300万ドルと見込まれ、2008年まで年間平均成長率2.2%と穏やかに上昇するとしている。

U.S. and Global Sales for Food Preservatives and Shelf-Life Extenders, 2002 and 2008 ($ Billions)

 

2003

2008

AAGR %
2003-2008

U.S.

196.8

257.7

5.5

Global

517.9

634.3

4.1

U.S. as % of Global Market

38.0

40.6

 

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