先端分野の市場情報を提供する株式会社グローバルインフォメーション(神奈川県川崎市、代表取締役:小野 悟)は、米調査会社Business Communications Company, Inc.の最新英文市場調査報告書である「Printing Ink and Toner Industry」の発売を開始しました。この調査報告書には、「印刷インキ/トナー市場」について記載されています。
インク製品は、リトグラフ用インキ、ジェットインキ、トナーなど多岐に渡ります。この報告書によると、この2―3年、プリント/トナー市場、プリントエンドユーザー市場はいくつか課題を突き付けられましたが、これから5年間は上向く見込みです。主要な成長部門はインキジェットやトナーなどの非伝統的部門です。凸版印刷などの伝統的プロセスは、すぐれた新技術の普及に伴い、向こう5年間にかけて縮小すると予測しています。
報告書は、2003年の米国印刷業界全体の売上は、1,688億ドルに達し、それ以降、年間平均成長率3.2%で拡大し、2008年には1,976億ドルまで伸びると予測しています。世界ベースで見た場合も、米国、欧州、アジアでの需要が高まり、同様の成長パターンを辿るとしています。世界の印刷業界の市場規模は、2000年が6,201億ドル、2003年が6,444億ドルを記録し、2004年以降は年間平均成長率4.5%で拡大し、2008年に8,046億ドルに達すると見込んでいます。
印刷業界は、米国、世界ベースとも、巨大であり、企業や一般消費者向けに生産される印刷物、製品は膨大な量に上ります。印刷製品は、新聞をはじめ包装用ボリ袋、小切手まで生活の隅々まで行き渡っています。
印刷インキの生産量は、生産される印刷物や印刷製品と相関関係にあります。印刷インキとトナーは多種多様な製品をカバーしています。これら製品タイプは、プロセス方法別に分類されていて、豊富なカラーセレクション、高性能、環境低負荷を特徴とするようになっています。印刷インキメーカーは、コストを抑制しながら、高品質製品を顧客に提供しなければならなりません。したがって、向こう5年間、原材料コスト上昇圧力を感じることになるでしょう。印刷インキ/トナーで使用される原料は、2000年の18億6,000万ドルから、2003年に23億4,000万ドルに達し、それ以降は年間平均成長率6.3%で上昇し、2008年には31億7,000万ドルになると見込んでいます。印刷インキ生産において最も高額で、価格変動しやすい商品とされている顔料の2000年の売上は9億9,800万ドルで、2003年には14億1,000ドルに拡大し、それ以降は年間平均成長率8.85%で伸び21億5,000ドルに達すると予測しています。
World and U.S. Representative Printing and Inks Product Market, through 2008 ($ Billions)
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2000 |
2003 |
2008 |
AAGR % 2003-2008 |
| U.S. printing industry |
165.47 |
168.83 |
197.59 |
3.2 |
| Worldwide printing industry |
620.10 |
644.40 |
804.56 |
4.5 |
| U.S. ink and toner |
5.77 |
6.44 |
8.69 |
6.2 |
| Worldwide ink and toner |
20.27 |
22.37 |
31.13 |
6.8 |
Source: BCC, Inc.