米国調査会社、BCC Researchの報告書 「Global Biochip Markets: Microarrays and Lab-on-a-Chip」では、バイオチップの概要と市場可能性、技術動向とともに、マイクロアレイ技術およびラボオンチップ技術の概要と用途、課題などについてバイオチップの概要と市場可能性、技術動向とともに、マイクロアレイ技術およびラボオンチップ技術の概要と用途、課題などについてまとめられています。
[当報告書の注目点]
世界のバイオチップ市場は2006年の16億3,750万米ドルから2008年末には21億1,560万米ドルになると予測されています。また、今後もCAGR12.7%の成長率で2013年には38億4,070万米ドルに到達すると考えられています。
DNAマイクロアレイが今日の市場を主導しており、2007年には9,473億米ドルの規模になると予測されています。これにラボオンチップ(LOAC)が続き、2007年には6,258億米ドルの規模になると見込まれています。
バイオチップの最大市場セグメントは創薬と新薬開発です。
種類別世界のバイオチップ製品売上(単位:百万米ドル)
[背景]
生物学は初期のエレクトロニクス産業と同じような進化経路を辿ろうとしています。ライフサイエンス研究、創薬、新薬開発、医療診断、バイオテクノロジーを革命的に変える小型化や大規模インテグレーションプロセスなどがその一例です。特に、マイクロアレイやラボオンチップマイクロ流体デバイスなど、バイオチップとして知られているデバイスにおいてこの小型化と大規模インテグレーションプロセスが進展しています。バイオチップはライフサイエンス研究や診断薬、医療に大きな影響を及ぼすと考えられるナノテクノロジーの一種です。
DNAマイクロアレイはすでに確立した技術として遺伝子発現やSNP分析、遺伝子再シーケンシングなどから収益を上げています。最初のDNAマイクロアレイが体外診断用として最近FDAに認められ、この分野で大幅な市場拡大が期待されています。タンパク質マイクロアレイも市場での地位を確立しはじめており、将来的には、組織/細胞およびグライコミクスアレイなどの新興のアレイ技術が重要性を増していくでしょう。ラボオンチップデバイスも重要な医薬品や診断市場において急速に進歩しています。
BCCは2004年にもこのバイオチップ業界を検証しました。このビジネスに伴ってバイオテクノロジーやナノテクノロジーが急速に進化していることを考えると、バイオチップビジネスを再検証する時期にきています。
[調査範囲]
当報告書は以下の内容を掲載しています。
- 現在および潜在的用途を含めた様々なバイオチップに関する説明
- バイオチップ製品市場の現状と動向、今後5〜10年の市場拡大予測
- 最新動向を含めた技術問題
- 大規模インテグレーション、研究イニシアティブ、創薬などを含めた、世界規模でのバイオチップ業界における牽引力に関する考察
- バイオチップ企業と業界提携の検証