米国の調査会社BCC Researchが発行した技術市場調査報告書「COMPOUND SEMIDONDUCTOR MATERIALS: TECHNOLOGY, DEVELOPMENTS AND MARKETS」によると、 世界の化合物半導体市場は2007年に160億米ドルとなり、 今後複合年間成長率(CAGR) 17.3%で成長し、 2012年には337億米ドルに拡大すると見込まれています。
化合物半導体のアプリケーションには、 ワイヤレス電子機器、 光データストレージ、 光ファイバー通信、 照明、 太陽電池、 新規市場、 およびその他の化合物半導体が含まれます。 そのうちワイヤレス電子機器が最大の市場シェアを有し、 2007年に57億米ドルの売上を上げました。 今後CAGR 10.8%で拡大し、 2012年には96億米ドルに達すると期待されています。
その他の化合物半導体が2007年の売上において46億米ドルとなり、 第2のシェアとなっています。 こちらもCAGR 6.7%で拡大し、 2012年には64億米ドルになると予測されています。
照明部門は2007年の売上が20億米ドルをわずかに下回ったものの、 CAGR4.2%にて2012年には23億米ドルに増加する見込みです。
光データストレージおよび光ファイバー通信は両方で2007年の売上が10億米ドルを超えました。 今後5年で大幅に拡大することが予想されます。 光データストレージはCAGR 15.8%で2012年には34億米ドルに、 光ファイバー通信はCAGR 39.5%で同年に61億米ドルにそれぞれ到達すると見込まれています。
化合物半導体の新規市場は2007年に10億米ドルをわずかに切りましたが、 CAGR 34.8%で2012年には40億米ドルに拡大見込みです。 太陽電池は2007年には9,000万米ドルと最小シェアではありますが、 CAGR 85.0%で2012年には20億米ドルに達する見込みです。
現在、 化合物半導体業界は世界の全半導体売上のわずか6%にすぎませんが、 半導体業界全体の成長のおよそ1.5倍の速さで成長しています。 2012年までには半導体売上においてシェアをほぼ倍増させると予測されています。