In-Stat 社によると、半導体消費カテゴリーとしては最も大きな部分を占める携帯端末分野は大きな成長を遂げています。2007年の世界における携帯端末向け半導体の収益は、310億ドルを超える見込みです。In-Stat 社の消費者調査によれば、携帯電話の機能で最も人気のあるものの一つはブルートゥースで、ユーザーからワイヤレスオペレーターまで、幅広い需要があります。
携帯端末の機能は、消費者の要望、セルラーオペレーターの収益機会、また、半導体製造能力の興味深い融合によるものです。もし、ある機能の生産に高いコストが必要であれば、端末製造業者はその機能をハイエンドモデルに搭載し、試験的に市場投入することもあります。一方、カメラなどの比較的低コストの機能は、既に多くのモデルに搭載されています。これらの機能は、デジタル写真をワイヤレスネットワーク上で送信するといった、より多くの収益を創出するサービスの利用を促進します。
In-Stat社の最近の調査では、以下の内容が明らかにされています。
- 携帯端末向け半導体の収益は、2012年までに322億ドルに到達する。
- ブルートゥースやGPSといったアドオン半導体の成長率は、コア部品のそれよりも速い。
- 2006年に60.72ドルであったHSPA端末向けコア半導体の平均販売価格は、2012年には、14.61ドルにまで下落する。
In-Stat社が先頃発行した調査報告書「Worldwide Handset Semiconductor Forecast, 2006-2012」は、携帯電話向け半導体の世界市場を調査対象としており、セルラー技術別、アドオン半導体別に、世界の端末向け半導体市場の予測を行っています。また、米国における携帯電話利用者への一次調査結果についても記載しています。
本調査は、世界のセルラー、Wi-Fi、WiMAXおよびその他の新興ワイヤレスブロードバンド技術市場における半導体部品の動向を分析したIn-Stat社の「Cellular and Wireless Broadband Technologies」サービスの一部を構成するものです。このサービスは、セルラー/ワイヤレスブロードバンド向けICコンポーネント市場およびモバイル機器、CPE、インフラの動向について、包括的な情報を提供しています。