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2008/06/06


吸入器が依然として喘息およびCOPD治療における主な障壁に


ロンドン 2008年6月4日(水) : 薬剤の吸入によるドラッグデリバリーには他の投与方法と比較して大きな利点があります。 しかし、 吸入器は使用法が困難な場合が多く、 これが間接的に症状のコントロールにマイナスの影響を与えることがあります。

残念なことに、 大部分の吸入器が抱えるデメリットを解消するために開発される吸入器は、 さまざまな治療分子や医薬品クラスに広く対応できる汎用性を欠いており、 ジレンマに陥っています。

英国の市場調査会社Datamonitor社が新たに発行した調査報告書「Stakeholder Opinions: Portable Inhaler Devices – Key tools to differentiate brands and survive generic pressure」では、 医師や患者に対し、 さまざまな治療をひとつのタイプの吸入器で提供することができれば、 吸入器の適切な使用を促進し、 間接的に喘息やCOPDなどの疾病のコントロールにポジティブな影響を与えることになるだろう、 と伝えています。

喘息やCOPDなどの呼吸器系疾患は、 気管支収縮を軽減しながら肺の炎症を標的とするため、 ほとんどの場合、 吸入剤を使った治療を行います。 吸入による薬剤の投与には、 迅速な作用の発現、 少ない投与量、 高い有効性と安全性など、 他の治療法と比べていくつかのメリットがあります。 また、 吸入によるドラッグデリバリーは痛みがなく、 注射用の薬剤より高い利便性があります。

「吸入治療にはこのような優れた利点が多くあるものの、 弱点もいくつか残されています。 」とDatamonitor社の呼吸器関連アナリストであるLisette Oversteegen氏は述べています。 「もっとも大きな問題のひとつはドラッグデリバリーに利用される薬剤の吸入器に関連したものです。 個々の吸入器はそれぞれタイプが異なり、 十分な量の薬剤を肺に届けるために特定の吸入技術を必要としています。 」

「吸入器には実にさまざまなタイプがあるため、 それぞれの正しい利用法を学び、 記憶することは患者にとって困難な場合があります。 不適切な吸入技術は喘息やCOPDの症状のコントロールが最適な利用状態に比べて劣ることがあるため、 患者の日々の生活に大きな影響を及ぼす傾向があります」と同氏は述べています。

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