半導体、コンピューター、通信業界専門の市場調査会社、The Information Network(本社:米ペンシルバニア州)の最新英文調査報告書「LCD Processing: Challenges, Directions, Markets」によると、TFT-LCD向け加工機器の世界市場は、2003年に29億ドルに達し、2005年には40億ドルに拡大するとしている。
The Information Networkの社長であるRobert N. Castellano氏は「PCモニター、テレビ、ノート型用の大型LCDパネル市場は2001年に41%増加し、2002年にはさらに48%、2003年にはまたさらに33%増え8,650万台になると見込まれている。その結果、今後2-3年間5世代、6世代、7世代の設備が加速度的に構築される」と分析し「機器サプライヤーはそれらの設備に設置される新しい機器の堅調な需要の恩恵を受けるだろう」と予測する。
価格下落も個人・法人需要を喚起している。液晶ディスプレーは2002年に105%伸び3,220万台となり、2003年には4,540万台に達すると見込まれる。液晶テレビの販売台数は2003年から2005年の間に84%の複合成長率で拡大し、小・中型のTFT-LCDと有機ELパネルはそれぞれ42%、86%の複合成長率で成長すると予測される。
ニコンやキヤノンのリソグラフィーツールは2003年の機器市場(販売額7億1,000万ドル)をけん引し、Applied Materialsを先頭とするプラズマCVD装置(同6億7,500万ドル)メーカーが急追する構図となると予測される