先端分野の市場情報を提供する株式会社グローバルインフォメーション(神奈川県川崎市、代表取締役:小野 悟)は、米調査会社The Information Networkの最新英文市場調査報告書である「The Global Market for Equipment and Materials for IC Manufacturing」の発売を開始しました。この調査報告書には、「IC装置の世界市場」について記載されています。
この報告書によると、2003年に市場シェアを獲得した半導体装置メーカーは、2004年にさらにシェアを拡大するとしています。
The Information NetworkのプレジデントであるRobert Castellano氏は「半導体装置の技術を購買するモードから、キャパシティを購買するモードに移行するのに伴い、半導体メーカーは、既存の装置・プロセスを倍増することで対応するだろう。半導体メーカーは異なったツールを準備するための時間や費用を正当化することができないので、できるだけ早く製品を市場に投入しようとしている」と指摘します。
2003年に市場シェアを獲得した半導体装置メーカーで、来年さらにシェアを拡大すると見込める企業は以下の通りです。
Air Products (ケミカル), ASM International (薄膜形成装置)、ATMI (材料)、August Technology (測定装置)、Brooks Automation (自動化システム)、Entegris (自動化システム)、Genus (薄膜形成装置)、JSR (材料)、Nanometrics (測定装置)、Nova (測定装置)、Novellus (薄膜形成装置), TEL (エッチング装置)、Varian (インプラント)。
半導体業界は、景気後退期に、ダイ・サイズを縮小し、300mmウェーハの加工を進め、生産を拡大してきました。過剰在庫を回避するために、メーカーは設備投資増強に走らずに、実需を慎重に見極めようとしています。
半導体企業の経営者は、インターネットバブル崩壊以来、株価やストックオプションを重視するようになっています。またIP費用は利益にも食い込みます。装置メーカーも同様で、販売不振による人員削減がまだ脳裏に焼き付いています。
主要なエコノミストは、米国のGDP成長率は2003年の2.9%から2004年に4.2%に伸びると予測していますが、The Information Networkは、顕著な雇用増を伴わない回復と見ています。欧州のGDP成長率は、2003年の0.5%から2004年に1.8%に回復し、日本は同2.6%から2004年は同2.0%に縮小すると予測されています。