Informa Telecoms & Media社が最近発行した新たな調査報告書「Global HDTV Forecasts 3rd Edition」によれば、HDTVはついに大衆市場による受入れの時期を迎えようとしていると伝えられています。同調査報告書の著者であるSimon Murray氏は、「過去2年間でTVセットおよびセットトップボックスの価格が大幅に低下したことが、この大きな要因のひとつです」と述べています。
現在、国営のFTA(Free-to-Air:無料)放送局各社がHDサービスを開始しており、これもさらなるHDTVの導入を促す要因となるでしょう。一方、主要なFTA放送局が関与するまでは、どの地域においてもHDTVの大幅な成長はないでしょう。オリンピックやEuro 2008などの大規模なスポーツイベントはFTA放送局がより多くのHDプログラムを提供するきっかけとなるでしょう。
また、本年末までに積極的にHD番組を視聴するという世帯は世界の全世帯のわずか4%となるだろうと報告されています。しかし4%とは積極的にHDTVを視聴する世帯が4,400万近くあることを示しており、さらに全世帯数の2%であった2007年末からは1,900万世帯の増加を示しています。