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2008/05/30


ワイヤレス技術による米国病院の救済の可能性


ニューヨーク(2008年5月9日):1975年には7,000を超えていた米国の病院数は、過去30年間で20%減少し、2007年には5,747まで減少しました。その間、スタッフの不足、Medicareの償還額の削減、未払い患者、医療ミスの増加、管理コスト・エネルギーコストの増大などが病院経営を圧迫してきました。こういった課題に対処し、プロセスを合理化し、コストを削減するため、病院はワイヤレス技術の利用にますます目を向けています。

ライフサイエンス市場の調査を専門とする米国の調査会社Kalorama Information社が発行した調査報告書「Wireless in Healthcare 2008 (The Market for Bluetooth, RFID, Zigbee, UWB WWAN, WMAN, WLAN and other technologies)」によれば、医療部門におけるワイヤレス技術の利用は拡大を続けており、病院がその先導となっていると伝えられています。2007年の医療部門におけるワイヤレス関連の売上は、2005年から年間22.9%の成長となる27億米ドルに達しました。この売上は今後もCARG29.5%で力強く成長し、2012年には96億米ドルの売上規模に達すると同社は予測しています。

医療環境は非常に流動性が高く、医療従事者はその行動を決定する基準となる情報を迅速に入手する必要があります。看護師や医師の不足は、スタッフをより生産的に利用したい病院にとって重荷となります。WPAN対応PDAユニットやRFIDワンド、その他のワイヤレス技術の導入は、少人数の看護師や医師による増え続ける患者への効率的かつ効果的な対応を支援し、エラーやコストの削減にも貢献するものとなるでしょう。

「病院が現在および今後の予算の大きな割合をワイヤレス開発に当てている、というのは驚くことではありません。2003年当時、米国の病院の25%がワイヤレス技術を取り入れていましたが、2010年、この数字は80-90%程になるでしょう」とKalorama Information社のBruce Carlson氏は述べています。

2006年から2007年の間で米国の医療機関全体の約72%がIT予算を拡大しました。なお、2005年には67%、2004年には60%の医療機関がIT予算の拡大を行っています。

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