世界の創傷治療市場の成長は、 バイオテクノロジー、 バイオマテリアル、 ティッシュエンジニアリングの進歩により推進されています。
同市場では新しい製品やデバイスが猛烈なスピードで市場に参入しており、 2007年には123億米ドルの市場規模に達しました。 Kalorama Information社が新たに発行した調査報告書「World Wound Care Markets 2008」によれば、 新たな研究の焦点は、 強力な薬効成分を持つとされる蜂蜜や銀など、 身近な物質に当てられています。
蜂蜜を創傷の治療に使う概念は新しいものではなく、 何世紀にもわたって効果的な治療法とされてきました。 しかし最近、 その薬効成分が新たに関心を集めており、 これを商業化した新製品が発売されています。
炎症や腫れ、 痛みの軽減や壊死組織の剥離の促進、 傷跡を最小限にし、 治癒を早めるなど、 蜂蜜には治癒過程における効能が無数にあります。 また、 蜂蜜は優れた抗バクテリア物質でもあり、 他の抗菌性物質と違い、 組織に害のあるものではありません。
また、 大手の創傷治療関連企業では、 銀の抗菌力を付加した革新的な包帯の製造も行っています。 蜂蜜や銀を利用した製品は創傷治療製品の売上のほんの一部を占めるに過ぎませんが、 これらは創傷治療製品メーカーの創意工夫を表しています。
同報告書では、 創傷治療分野における最新動向、 開発、 課題などについて詳述しています。 また、 市場規模、 2012年までの市場予測、 製品レビュー、 企業プロファイルなども含まれています。