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2007/10/05


自己免疫疾患治療薬市場、2002年から2006年にかけて9.4%拡大。後5年間は変化の見込み。


英国調査会社Business Insightsの報告書 「Autoimmune Market Outlook to 2012」の販売を開始しました。当報告書には大手製薬会社の競合と今後の世界の自己免疫市場、主要ブランドのプロファイル、研究開発動向、売上予測などがまとめられています。

[概要]
自己免疫関連疾患の世界市場は2002年から2006年にかけて9.4%の成長を遂げており、世界の疾病の中でも重要な地位を維持しつづけています。しかしながら、ジェネリック医薬品との競争や新製品の上市といった脅威により、今後5年間の自己免疫市場の動向は変化していくと予測されています。

自己免疫パイプラインは新薬開発企業にとって重要な機会となっています。というのも、この分野には様々なアンメットニーズがあること、巨大な患者人口を抱えていること、また治療が長期に渡る傾向があることなどにより成功の可能性が大きいのです。

その結果、市場可能性を効果的に拡大していくことが益々重要となっており、自己免疫疾患の患者数変遷と患者のアンメットニーズを正確に反映した新薬開発ができるかどうかにかかっているのです。

当報告書では、大手製薬会社の競合動向がいかに製品の市場地位に影響を及ぼし、世界の自己免疫学の将来的方向性をどう形成していくかについて検証しています。

市場動向や主な治療ブランドについても幅広くプロファイリングを行ない、商業的に最も有望な治療薬の研究開発動向についても調査、分析し、その販売可能性について検証します。また当報告書では、疫学的な適応分析と詳細な製品売上予測についても包括的に提供します。



[主な調査結果]

  • 世界の自己免疫市場は2006年から2012年にかけてCAGR3.7%の成長率で拡大すると予測されています。ジェネリック医薬品が支配するクラスでの実績が悪いことで、関節炎や乾癬市場セグメントにおける革新的医薬品の開発が阻まれています。
  • ジェネリック医薬品との激しい競争による停滞、技術革新の欠如、製品ポートフォリオの成熟といった要因に拘わらず、2006年の世界市場の68.9%(1,924万1,000米ドル)は主要10社が占めました。
  • オリジナルブランドの売上が自己免疫市場を支配しており、2006年は市場の62.7%、175億米ドルを占めました。これはオリジナルブランド製品のラベル表示拡大によるものです。
  • 生物製剤の拡大は未だゆるやかです。臨床的効能プロファイルは確立しているものの、その利用には高額を要することが原因です。また、その認可に関する規制手続きが整備されていないことも、同市場の大きな拡大への弊害となっています。
  • 小数のブロックバスター薬と、COX-II阻害剤の再摂取などが自己免疫市場の更なる拡大を促進するも、減益となると予測されます。

[主な内容]

  • 生物製剤の盛り返し。自己免疫疾患に適応する生物製剤化合物は、高価格、規制手続きの不備など、減速要因はあるものの、未だ研究開発において大きな地位を維持しています。
  • 免疫抑制剤の脅威。関節リウマチやループス腎炎の治療薬としてアステラス製薬のPrografやRocheのCellceptが認可を得れば、RemicadeやEnbrel、Humiraといった既存の自己免疫剤に対する脅威となるかもしれません。
  • COX-II売上の再活性化。世界のCOX-II阻害剤市場は2005年に66.3%(50億米ドル)の売上減少となりました。これはブロックバスター薬の撤退が主な原因です。しかし2005年から2006年には6.3%と緩やかに拡大しており、信頼回復の兆しがあります。
  • 関節炎治療薬の積極的なマーケティング戦略。HumiraやAbbotをはじめとした主要製薬会社数社が、現在上市している関節炎治療薬を、若年性関節リウマチや乾癬性関節炎、乾癬、クローン病などにも適応拡大しました。

詳細

[英文調査報告書]
2012年までの自己免疫市場見通し
Autoimmune Market Outlook to 2012

商品コード : 55102
出版日 : 2007/08
出版社 : Business Insights