医療技術の進歩とともに様々な薬剤が開発され、実際に使用されてきました。こうした薬剤開発には副作用の有無など多くのことを考慮しなくてはなりませんが、薬物代謝もそのひとつと言えるでしょう。
2000年10月にAdvanceTech Monitor社から発行されました報告書"The Rationale for Predictive Drug Metabolism"は、約250ページ全20章から構成され、薬物代謝に焦点を当てながら現在の製薬業界を調査・分析したものでございます。130以上の表や図解を採用し、技術およびビジネス戦略まで幅広い事項についての情報を提供いたします。また、当報告書では、75以上のウェブリンクがCD-ROMもしくはハードコピーによって利用可能であり、大変充実したものとなっております。
以下は内容の概略になります。
1. 報告書概要
2. イントロダクション
3. 薬剤認可における薬物代謝の重要性(FDA見解)
- 予測モデルの利用・タイミング
- INDとNDAにおける代謝と相互作用
4. LCとNMRによる薬剤および代謝産物の構造解明
- 性能向上のためのハードとソフト
- 薬物代謝臨床前研究における活用
- ケーススタディ
5. 大規模分光測定法
- 大量処理分析法の開発
- HPLC-API/MS/MS支援大量処理薬物動力学
6. 医療化学における代謝データの活用
7. 細胞モデルによる薬物代謝と毒性の測定
- インヴィトロでの人間肝細胞の培養
- 毒性メカニズム研究など
- 示差遺伝子発現
8. 代謝プロフィール/反応フェノタイピング/薬物相互作用
- 代謝抑制・誘発に関する研究
- 薬物間の相互作用-ケーススタディ
9. 薬物代謝相互作用の予測
10. インヴィトロ研究による薬物相互作用の可能性の測定
11. 高感度小型効力検定による薬物代謝の評価
12. 大量処理インヴィトロ効力検定による化合物の選択
13. 薬物代謝の予測(インヴィトロとインシリコ)
- 大量処理選択効力検定の自動化
- コンピュータモデリングの利用
14. SARによる化合物の代謝分解度の調整
15. 薬剤発見におけるコンピュータ薬物動力学の適用
16. 初期臨床調査
- 相互作用研究のタイミングと方法
- 予測モデルの正確性
17. 薬物相互作用と代謝に関する研究(個体群ベースのアプローチ)
18. 遺伝子表現効力検定による薬物のメカニズムの臨床前評価
19. 安全かつ効率的な臨床実験のための薬理ゲノム
20. 薬剤開発における薬理ゲノム学の活用
21. プロテイン薬物の低コスト臨床開発
22. 結論