医薬品の毒性及び副作用の研究は創薬の重要な要素であり、これを開発の初期段階で行う様々な方法が注目を集めております。
Advance Tech Monitorでは、2000年6月に行われたCBI主催の副作用予測に関するカンファレンスの発表内容をもとに、医薬品の副作用検査に係わる分析を体系化した報告書"Predictive Toxicology"を2001年3月に発行致しました。
当報告書では、創薬における副作用検査を生体外実験に基づくアプローチ・先端薬理ゲノムに基づくアプローチ・コンピューター計算科学に基づくアプローチという三分野に分けて検証して参ります。
当報告書は170の主要ウェブサイトアドレスと160の図表を含む300ページからなり、概略下記の通りとなっております。
第1章 生体外実験に基づくアプローチ
- ヒト肝臓ミクロソームによる医薬品相互作用予測
- 肝細胞による臨床実験向けモデル
- レバースライスモデルによる医薬品相互作用予測
- ヒト細胞分析システムの活用
- 生体外実験の新テクノロジーによるハイスループットADME研究
- ハイスループットマクロチップ分析によるスクリーニング
- 合成ケミカルライブラリーの活用
第2章 薬理ゲノムに基づくアプローチ
- 新薬開発への薬理ゲノム導入
- ヒト肝細胞における分析
- 多様な遺伝子発現テクノロジー
- 副作用の正確な数量化
- 副作用の分子メカニズムの確立
- 遺伝子発現分析とデータベースの結合
第3章 コンピューター計算科学に基づくアプローチ
- 新薬研究開発における現状:シリコ・アプローチの使用
- 副作用検査を総合するシリコ・システム
- 開発初期段階における副作用分析
- 初期選択ヘ導くケミカル・プロファイリングソフトウェア開発
- 初期開発決定時のFDAデータベースとコンピューターモデル
- 既存の合成物から副作用データベースを構築するアプローチ
- 創薬のためのコンピューターによる薬物動力学