医薬産業の販売高は高止まりの状態にあります。2002年の業界総売上高は1920億ドルでしたが、これは2001年における17%の伸びから比べると12%以下でした。そのような中にあって、ヒトゲノム配列解明のお蔭で数多くの医薬標的が発見され、標的検証の重要性はますます高まっています。
ゲノミックスや新薬など生活科学分野における最新技術とビジネス開発に関する業界調査で世界的に高い評価を得ている Insight Pharma Reports
(本社:米国マサチューセッツ州)では、ポストゲノムにおける体内標的検証のための次世代ツールとアプローチを詳細に調査分析し体系的にまとめた報告書 "Post-Genomic Target Validation: Next-Generation Approaches and Tools for Optimizing Target Selection" を発行いたしました。
当報告書は、ポストゲノムにおける体内標的検証技術に関する過去数年間の進歩、新技術の開発に焦点をあてて、わかりやすく解説されており、10図表を含む全体構成は概略次のようになっています。
1. イントロダクション:標的検証の重要性
- 業界の危機(R&D費用、長い臨床試験期間、免許切れ、新製品の欠陥)
- 現状の問題に対する解答
2. 科学的観点からの概要:標的検証とゲノムベースの薬物送達戦略
- 標的検証とは何か?
- ゲノムベースの薬物送達戦略
- 標的検証はゲノムベースの薬物送達を成功に導くか?
3. 標的の特定:標的評価の第1段階
- 遺伝子発現
- プロテオミクスを利用する方法
- 構造プロテオミクスと蛋白構造の同族発見
- バイオインフォーマティクスとデータマイニング
- ヒト遺伝学に基づく遺伝子特定法
4. 標的の特性
- バイオケミカルパスウェイの解明
- 細胞内特殊遺伝子の機能
- 分子病理学
5. 標的の検証
- 遺伝子削減技術
- ジンクフィンガープロテイン
- モデルとなる有機体
- 哺乳動物の疾病モデル
- テクノロジー企業から医薬開発企業へ
- 標的特定/検証における巡行遺伝学の利用
- 標的特性/検証における細胞アッセイ
- タンパクの活動抑制
6. ビジネス戦略:価値ある標的の発見競争(エキスパート10人のコメント)
付録:主要企業のプロファイル(20社)