多様な市場セクターの調査分析を専門とする英国の調査会社 Datamonitor Corporation(本社:
ロンドン)では、富裕層向け家財保険の市場を調査分析し、体系的にまとめた報告書 "Household Insurance for the
Affluent 2006" を発行いたしました。
当報告書は、富裕層向け家財保険の市場を調査、超富裕層、中級富裕層を惹き付ける競合戦略などを含め、図表と併せて概略下記の構成で取り上げています。
第1章 市場の概況
- イントロダクション
- 超富裕層向け保険商品はカバー範囲が広い点で標準商品とは異なる
- 超富裕層とは?
- 超富裕層人口は2004年で約100万人
- Datamonitor社の Global Wealth Model に基づく超富裕層(HNW)と中級富裕層(MNW)人口
- HNW 人口は2004年に 11.7% 増加
- HNW 向け保険商品提供者は、みな「商品はもっと普及する必要がある」と信じている
- 超富裕層の人は保険の掛け方が足りない。専門家の機略不足のために事態は悪化している
- 保険料は2004年、2005年と概ねフラットに推移。ある商品ではやや下がっている
- 2005年にはクレームが増えた
- 中級富裕層向け保険は一般的富裕層に必要なものを提供している
- 中級富裕層向け保険とは何か?
- MNW 人口の増加は HNW 人口の増加を2004年に追い越した
第2章 流通
- イントロダクション
- HNW 向け保険商品の流通においては仲介者が支配的役割を担っている
- しかし保険業者は成長中の一般的富裕層をターゲットとするので商品流通/マーケティングは変わる
- 商品開発は HNW 層保険市場を想定して行なわれる
- 銀行は HNW 層をターゲットにしつつある
- 金融庁の規制が HNW 市場における仲介者の事業コストを高めている
第3章 顧客分析
- イントロダクション
- HNW 市場の見込み客は多いが商品普及率は低い
- 富裕な自宅所有者に対する標準商品の制限を明確化すれば、そこから非常に強力な戦略が生まれる
- 総合的に損害をカバーする点が強調されれば不活発な顧客を再び活性化できる
- 特に超富裕層の人たちはサービスに惹かれるだろう
- 犯罪統計によれば小切手やクレジットカードの盗難は減っているが未報告も多く問題は軽視できない
- 新しい流通方法の開拓が普及に結びつく
- ほとんどの HNW 層人口は75歳以上。しかしより若い世代の人口も同時に伸びている
第4章 競合の様相
- イントロダクション
- 2004年、2005年の英国市場は競合が激しかった
- 保険業者はこの激しい競合が永続的なものかどうか疑いを持った
- 多数の保険企業が HNW 顧客候補者リストを作ったが、市場の状況はそれを成功に導かなかった
- 英国の HNW 保険市場はヨーロッパの他国に比べ、とりわけ競合が激しい
- 市場は一般企業と専門企業に分かれる
- HNW 保険企業は2つの主グループに分かれる
- 広い顧客層を維持しながら Hiscox は直販を拡大した
- Norwich Union は企業間パートナーシップ契約をとおして「のれん」商品の販売拡大を画している
- Zurich は複数の保険証書を一本化する方法の提供により顧客の惹きつけを狙っている
- Chubb's Masterpiece はトップクラスの HNW 顧客を狙うという市場で独特の戦略を維持
- Oak Underwriting は超々富裕層に焦点
- 業界参入の比較的新しい AIG は事業拡大に成功しているが、保険料は安い
- HSBC Insurance は市場における拡大を計画
- Sterling は HNW 層に包括的商品と基本+オプション商品の両方を提供
- AXA、Royal & SunAlliance、MMA は HNW 層向け商品を補足的に提供
第5章 将来の分析
- イントロダクション
- HNW 向け保険市場は2006年も引き続き激しい競争が続くと推定される
- 保険料は2005年は一部料率値下げはあったがフラットに推移した
- 2006年も保険料はフラットに推移すると予想される
- 富裕な自宅所有者の数は増えると見られる。これは保険業者にとって大きな成長機会
- HNW 人口は2009年まで年間平均 8.1% 増加すると推定される
- MNW 人口も増え続けるだろう
第6章 付録:Global Wealth Model