2005年のスポーツ栄養食品、飲料、サプリメントへの消費者総支出は54億米ドルを記録し、年間平均で5.8%の成長を見せています。スポーツ栄養製品はもはやアスリートやボディビルダー向けのニッチ製品ではなく、一般的な消費者にも普及し始めています。
多様な市場セクタの調査分析を専門とする Datamonitor Corporation
(本社:ロンドン)では、スポーツ栄養製品市場における成長戦略について調査分析し、体系的にまとめた調査報告書 "How To Attract
New Sports Nutrition Consumers: using mainstream health trends to pitch
professional-style products" を発行いたしました。
当報告書では、欧米の主要国市場における消費者の一般的な動向やスポーツ栄養製品に対する意識と傾向、各国における認識の違いなどについて調査分析し、サプライヤー側への推奨アクションも盛り込み、概略下記の構成でお届けいたします。
分析
- 動向:ますます健康的で利便性の高い生活習慣を求める消費者
- 健康的な生活習慣の重要性を意識し始めた消費者
- これまで以上にストレスを抱え、時間のプレッシャーに苦しむ消費者
- 健康に対する意識の行動のギャップの存在
- 動向:これまで以上にスポーツ栄養製品を買い求める消費者
- 調査対象国における消費者のスポーツ栄養製品への支出額の増加
- スポーツ関連食品・飲料(SFB)の支出額の成長は一般の食品・飲料をしのぐ
- スポーツ栄養サプリメント(SNS)の成長は一般のサプリメントと同レベル
- 考察:スポーツ栄養製品を買い求める消費者グループ:4グループ
- 従来からの中心的顧客としてのボディビルダーおよびアスリート
- もっとも重要な成長市場としての娯楽的スポーツ愛好家グループ
- 最大の新市場機会としての生活習慣に関心を持つ消費者グループ
- 考察:スポーツ栄養製品の顧客基盤の広がり
- 従来の顧客:男性若年層
- 娯楽的スポーツの流行
- アンチエイジングのための熟年層による利用の増加
- 消費者は複数グループに属する場合もあり
- 考察:スポーツ栄養製品に対する各国の認識の違い
- フランス:低コスト重視だが普及率は上昇中
- ドイツ:メリット重視
- イタリア:値段の高さがネックに
- スペイン:容姿への関心の高さから成長
- 英国:顧客基盤は拡大中
- 米国:投資時間に対する最大のリターンを求める消費者
- 考察:スポーツ栄養製品による認識と行動のギャップの穴埋め
- 健康と利便性が重要なアンメットニーズ
- 便利な健康パッケージとしてのスポーツ栄養製品
- 味への不安が普及の障壁に
- 考察:顧客がスポーツ栄養製品に切り替えるには目に見えるメリットが必要
- 食品・飲料メーカーによる健康・栄養情報には懐疑的
- 信頼の置ける科学的証拠により顧客の信頼を得ること
- 長期的な生活習慣の変化より短期的で明確な変化を好む
アクション
- 新たな成長機会には娯楽と生活習慣に関心を持つ消費者をターゲットに
- 娯楽ユーザーからの人気を得るには利便性を重視
- 生活習慣を重視する消費者には多機能食品・飲料を
- 製品が主流になってもアスリートとの関係を保つこと
- 機能性と味を同時に実現すること
- 本格的なアスリート向けには別ブランドを開発すること
- スポーツ栄養分野が未開拓のエリアを開拓する
- SFBではスポーツバーおよびゼリーに焦点を
- SNSではより消費しやすい製品開発を
- スポーツ栄養製品のより広範な周知を図る
- SNS製品のスーパーマーケットでの販売を増やすこと
- 主流の広告に焦点を当てること
- 健康ブームと製品を連動させること
- 天然成分や栄養成分の表示で健康志向の消費者にアピール
- 特定年齢層の健康ニーズをターゲットに
付録