RSウイルスは上気道感染症を引き起こすだけでなく、高齢者や心疾患・肺疾患患者、4歳未満の幼児などでは深刻な下気道感染症をも引き起こし細気管支炎につながる原因となることが分かっています。
多様な市場セクターの調査分析を専門とする英国の調査会社 Datamonitor
Corporation(本社:ロンドン)では、RSウイルス市場について調査分析し、体系的にまとめた報告書
"Stakeholder Opinions: Respiratory Syncytial Virus (RSV) - A market
yet to reach its full potential" を発行いたしました。
当報告書では、RSウイルスの疫学、病因、症状などの概要と主要7カ国の患者動向、現在の診断と治療法などについて、概略下記の内容でお届けいたします。
第1章 エグゼクティブサマリー
第2章 病気の背景情報
- RSウイルスの病因
- RSウイルスは感染しやすい
- 免疫反応が十分に更なる感染を防いでいない
- 症状と分類
- RSウイルス感染によって引き起こされる病気のリスクグループ
- 幼児および未熟児
- 高齢者
- 心疾患または肺疾患を患う患者
- 免疫不全の患者
- 院内感染
- 再感染
- RSウイルスの季節性
- ほとんどのリスクグループでは死亡率は低い
- 入院費がRSウイルス感染を費用のかかるものにしている
第3章 診断
- ウイルス培養が現在の標準
- ポリメラーゼ連鎖反応が新たな標準となる可能性がある
- 抗原検出試験は即座にできるが感受性に欠けている
- 細気管支炎ガイドライン
第4章 現在の治療法と予防策
- SynagisがRS感染予防において支配的
- 第3相IMpactトライアルでは効能と安全性が確認された
- 先天性心臓疾患をもつ幼児における治験では適応拡大につながった
- Synagisの費用対効果は疑わしい
- Virazoleの評判は治験の失敗によって損なわれた
- 薬理治療の導入事例の不足
- ベータ2作動薬
- 臭化イプラトロピウム
- エピネフリン
- コルチコステロイド
- 非薬理治療ではサブグループで改善が見られた
- 細気管支炎ガイドライン
- 処方動向
第5章 将来の動向
- 最重要アンメットニーズはRSウイルスの治療とワクチンの不足である
- 治療における将来動向
- 抗ウイルスクラスが最も進展している(第2相)
- 抗ウイルス剤としてのRNAiが有望な方法である
- まだ治験段階にないアンチセンス薬
- 病院で用いられているRSウイルス治療は最大で7億から7億5,000万の売上となる
- 一般社会に用いられているRSウイルス治療は最大で10億米ドル以上の売上となる
- 病気予防の将来動向
- ワクチンの将来動向
- RSウイルスのための開発中のワクチンの種類
- ワクチン計画の戦略
- MedImmuneも限定的RSウイルスワクチン開発を支配している
付録
図表