2005年の世界の抗菌剤市場は255億米ドル規模となり、かなり成熟しています。しかし今後も高齢化などにより緩やかに拡大すると期待されています。一方、2005年に複数のブロックバスター薬(例えばPfizerのZithromax)の特許が失効したことにより一般市場は大幅な損失に見舞われています。
多様な市場セクターの調査分析を専門とする英国の調査会社 Datamonitor
Corporation(本社:ロンドン)では、抗菌剤市場について調査分析し、体系的にまとめた報告書 "Commercial
Insight: Antibacterials - Growth in resistance rates drives niche
indications" を発行いたしました。
当報告書では、米国、日本、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、および英国の7カ国における抗菌剤市場の現状と今後の売上予測、最重要薬剤動向、市場促進因子と脅威、およびケーススタディを交えたジェネリック医薬品との競争におけるライフサイクルマネジメント戦略など、概略下記の内容でお届けいたします。
第1章 エグゼクティブサマリー
第2章 市場の定義と概要
- 当報告書における市場定義
- 現在の市場動向
- 成熟はしているものの未だ拡大しつづけている
- 4つのクラスが抗菌剤市場を支配している
- 抗菌剤市場は明確に区分される
- 複数のブロックバスター薬が市場を分割している
- 最大手の製薬会社が抗菌剤市場で活躍している
- 抗菌剤市場はジェネリック医薬品がかなり増えている
- 一般市場は支配的であるものの病院の重要性が向上している
- 米国は抗菌剤の最大市場でありつづける
- MRSAおよびグラム陰性病原菌による感染治療において重要なアンメットニーズが残されている
- 戦略的スコーピングおよび焦点
第3章 国別市場評価
- 世界の機会と脅威
- 米国
- 日本
- フランス
- ドイツ
- イタリア
- スペイン
- 英国
- 抗菌剤の国別市場に影響を及ぼす環境問題概要
第4章 予測分析
- 仮定とイベント
- 予測から除かれるイベント
- 製品、クラス、イベント
- 新製品の参入
- データの定義、限界、仮定
- 標準単位
- 日本市場データ
- 売上予測と価格動向の起源
- 予測
- 予測方法
第5章 商業的影響とライフサイクルマネジメント:ケーススタディ
- 衝突の回避:ブロックバスター薬の特許失効に直面する大手製薬会社のライフサイクルマネジメント戦略
- Pfizer、Abbott、Roche:米国抗菌剤市場における2005年の主なライフサイクルマネジメント戦略
- Pfizer:ジェネリックのazithromycinによってZmaxの失敗から復活
- Abbott:成功裏にBiaxin XLに移行
- Roche:Rocephinの失敗以降、抗菌剤市場から撤退
- 製品群の拡大:勝利するか失敗するか
- 統計的データでは製品群の拡大は有効
- 製品群の拡大には周到な計画が必要であることが事例から明らかである
付録
図表