多様な市場セクターの調査分析を専門とする英国の調査会社 Datamonitor
Corporation(本社:ロンドン)では、ユーティリティ企業の価格設定戦略について調査分析し、体系的にまとめた報告書
"Corporate Agenda: The Role of Price in Managing Demand"
を発行いたしました。
当報告書では、エネルギー市場の世界的な自由化動向を受けたユーティリティ企業の価格設定要因の変化をはじめ、エネルギー価格の設定とエネルギー需要との関係、事業全体の業績への影響力、価格設定上の課題、卸売市場の小売市場への影響、工業・商業エネルギーバイヤーに対するユーティリティ企業の戦略、B2C市場とB2B市場の比較などについて調査分析し、概略下記の内容でお届けいたします。
分析
- 競合市場におけるユーティリティ企業の価格設定機能の変化
- エネルギー市場の総需要はほとんど価格と連動しない
- これまでのユーティリティ企業における価格設定:コストカバーのため
- 個々のユーティリティ企業の価格設定はビジネスの成功の基礎となる
- ユーティリティ企業における価格設定上の課題:顧客基盤を維持しながら高い利幅を維持すること
- 競合に加え、外的要因も小売価格形成に影響
- エンドユーザー価格の最大影響要因である卸売価格が小売戦略にも影響
- 小売価格における最大かつ不安定な要因:卸売コスト
- 卸売部門は顧客需要に基づいた購入で均衡上の問題を管理すること
- 卸売市場の動向は小売環境に大きく影響
- 工業・商業ポートフォリオの管理において「価格」が強力な「てこ」に
- 価格:工業・商業エネルギーバイヤーへのサービスのもっとも重要な側面
- 利用プロファイルとリスク許容度を反映した幅広い商品オプションを
- 入札:隠れた利幅を排除し、需要管理における仲介役
- 小規模事業者の価格戦略
- 市場開放を受け、顧客は自由裁量に
- 市場の成熟にあわせ、企業は専門化傾向に
- 競合市場においてはB2C顧客はB2Bほど価格に敏感ではない
- B2C小売業界では製品はより標準化されており、価格の差異化による消費者行動への影響は少ない
- 利幅の高い製品に顧客をつなぎめるクロスセリング
付録
図表