多様な市場セクターの調査分析を専門とする英国の調査会社 Datamonitor
Corporation(本社:ロンドン)では、世界の原子力発電技術の動向について調査分析し、体系的にまとめた報告書
"Trends in Nuclear Generation Technology" を発行いたしました。
当報告書では、現在利用されている主要原子炉設計と技術、新しい第3世代原子炉技術、商業化プロセスの途中の技術などについて詳細に調査分析し、今後の見通しなどもまとめ、概略下記の構成でお届けいたします。
DATAMONITOR による考察
分析
- ウラン235と中性子の相互作用による核分裂
- ほとんどすべての原子炉設計に利用されているウラン235
- 核分裂のモデレーターで一般的なものは水
- 世界で利用されている5タイプの原子炉設計
- BWRはもっともシンプルな原子炉設計
- PWRはもっとも広く世界で利用されている原子炉設計
- CANDU設計などの加圧重水炉では天然ウランを利用
- AGCRは濃縮ウランなしで稼動
- RMBKはソビエトによる設計だが現在も利用されている
- 第3世代の原子力技術
- 第3世代原子炉技術はすべて水ベース
- 受動的な安全系(Passive Safety System)が一般的
- 米国:新たな5タイプの設計の商業化への取り組み
- 4タイプの第3世代PWR設計
- 加圧重水炉を採用したAP1000
- General ElectricのABWR:1997年4月に承認
- フィンランドで建設中のArevaのEPR
- 4つの個別の残留熱除去系と発電系を持つArevaのEPR
- 2014年に日本でオンラインとなる三菱のAPWR
- 商業化プロセスの途中の段階にある第3世代設計
- HTGRはPebble Bed設計
- 核分裂性物質を消費量より多く製造する増殖炉
- 原子力発電所の建設ラッシュの見通し。PWR設計が市場を牽引
- 利世可能な核容量は減少している
- PWRは今後も世界でもっとも広く利用される原子炉設計である
付録
図表