近年経済成長が著しいBRIC(ブラジル、ロシア、インド、中国)諸国の市場は、現在過渡期にさしかかっています。今後これらの国々は、先進国の仲間入りを果たすと同時に、高齢化社会も経験することになります。このため、これらの市場に参入している企業は、消費者の需要動向の変化を見極め、高齢者人口の増大という状況に対応する必要があります。
当報告書では、途上国から先進国へと変貌するなかで欧米の消費モデルに近づきつつあるBRIC市場の現状を分析し、それぞれの国に合ったブランド戦略やマーケティング戦略、高齢化に伴う市場の変化に対応するうえでの課題なども検討し、概略下記の構成でお届けいたします。
概要
エグゼクティブサマリー
分析
- これまで若年層の人口が多かったBRIC諸国
- 1990年代までのBRIC諸国の特徴は厚い若年層人口
- BRIC諸国の高齢化と各国の事情
- 西欧諸国の高齢化パターンに近づくBRIC諸国
- 2010年には高齢者の巨大な集団が出現
- ブラジル-急速な高齢化の進行
- ロシア-平均寿命と出生率の低下で人口減少の懸念
- 中国-社会を揺るがす急速な高齢化
- インド-高齢化は長期的な問題
高齢人口のブランド信仰を当てにすることはできない
- 高齢者の新たなニーズ
- 高齢の消費者は高額な商品を選ぶ可能性が高い
- 高齢の消費者は見た目にこだわる
- 利便性も重要
- 香りの強い食品が求められる
- BRIC諸国は物質主義を脱していない
- 高齢化で高まる健康志向
- 製品開発やマーケティングに高齢者を含めることが必要
- 高齢消費者グループがターゲット-高まる戦略的重要性
- 「特定年齢層を対象としないマーケティング」で高齢消費者をひきつける
- 高齢者を敬う社会への対応
- すばやい対応が成功の鍵
図表