1989年、ドイツ政府は医薬品業界の薬価高騰に対する費用抑制戦略として、参照価格の導入を始めました。現在では欧州各国が処方薬価格の抑制手段としてこの参照価格制度を採用しています。
医療業界に関する幅広い調査を専門としている米国の調査会社 Decision Resources Inc.
(本社:マサチューセッツ州) では、欧州の参照価格制度の課題について調査分析し、体系的にまとめた報告書 "The Challenges of
Reference Pricing in Europe" を発行いたしました。
当報告書では、欧州各国の参照価格制度の概要とともに、ジェネリック医薬品との競合、ドイツのスタチン市場に参照価格制度が及ぼす影響、参照価格に対するドイツの医師の見解、および将来の見通しなどについてまとめ、概略下記の構成でお届けいたします。
エグゼクティブサマリー
イントロダクション
ドイツ
- 特許保護薬剤への参照価格の拡大適用
- より積極的な参照価格手法
- 参照価格切り下げイニシアティブ
- 2007年の価格調整
- 市場への影響
オランダ
スペイン
イタリア
フランス
医薬品業界の今後の見通しと影響
補足情報
- ジェネリック医薬品との競合による影響と、参照価格がドイツのスタチン市場に与える影響
- 参照価格に対する賛否両論
- ドイツの医師による参照価格に対する見解:スタチン市場からの教訓
表
- ドイツの参照価格対象薬剤に対する自己負担金
- ドイツの参照価格による累積貯蓄額:1989〜2007年
- ドイツ医薬品市場への参照価格対象薬剤の普及率:2004〜2006年
図
- ドイツの参照価格対象薬剤:それぞれの参照価格と比較した小売価格
- ドイツの規制医療保険対象医薬品市場における参照価格対象薬剤の売上と処方シェア
- スペインの参照価格対象薬剤:薬価と参照価格との関係