タイは、ASEANのなかで最も整備された工業製品と部品のシステムを有しており、人口6,500万人の国内市場に加え、ミャンマーやラオス、カンボジア、マレーシア、シンガポールといった周辺諸国市場への足がかりともなっています。1997年に初めて工場を建設した韓国の大手電機メーカーLG Electronicsにとってタイは、韓国、中国に次ぐ家電製品の製造拠点となっています。
当報告書では、世界の市場に製品を供給する一方、ローカライズされた製造システムとマーケティング戦略を導入しているLG
Electronicsのタイにおける開発戦略を分析し、タイに生産施設を移転させた理由、候補地選定の経緯、経営戦略、製品戦略と研究開発戦略、近年同社が直面している課題などについても検討し、概略下記の構成でお届けいたします。
タイのLG Electronics:概要
タイにおけるLG Electronicsの発展
- 製造拠点候補地評価期間
- 操業開始前の準備
- 正式操業
- 組織の調整、サプライヤー、製品研究開発
LG Electronicsにとってのタイの重要性
タイLGの課題
- 「Made in Thailand」ラベルの問題
- 設計業務改善への意欲
MICの展望
付録
図表
- 東南アジアの工場候補地に関するLG Electronicsの評価