荒涼とした他の医薬品業界とは違い、世界のバイオテクノロジー薬市場は盛況で、2005年の収益は600億米ドルに達しました。
無線通信、医療などにおける市場調査を専門としております英国の調査会社 Visiongain
(本社:ロンドン)では、世界のバイオテクノロジー市場動向について詳細に調査分析し、まとめた調査報告書 "The Global Biotech
Report 2006: The rise of the Biotech blockbusters" を発行いたしました。
当報告書では、主要なバイオテクノロジー薬の収益と成長率、主要企業プロファイル、2011年までの世界市場の包括分析と収益予測、治療分野別収益、地域別動向、バイオジェネリック薬の動向などを織り交ぜ、概略下記の構成でお届けいたします。
第1章 世界のバイオテクノロジー市場に関するエグゼクティブサマリー:2006年
- 2006年のバイオテクノロジー概要
- 当報告書の目的、範囲、形態
第2章 バイオテクノロジーに関するイントロダクション
- バイオテクノロジーとは何か
- 生物製剤の独自性
- 用いられているバイオテクノロジーと医薬品への応用
- バイオプロセシング技術
- モノクローナル抗体
- 組み換え型DNA技術
- クローニング
- 分子クローニング
- 細胞クローニング
- 動物クローニング
- プロテインエンジニアリング
- 将来のバイオ医薬品市場
- 2004年のバイオ医薬品市場は3,110億米ドル
- 1998年以降、バイオテクノロジーに関して年間7,000件を超える特許が認められている
- 2004年、FDAから54の新たなバイオ医薬品が承認されている
- 2004年の世界市場の12.5%をバイオ医薬品が占めている
第3章 バイオ医薬品によって治療される病気
- バイオ医薬品は多用途の薬剤である
- バイオテクノロジーにとって奇病が大きな標的:2004年に認可された10の奇病に対する新薬の3つがバイオ医薬品
- バイオ医薬品によって治療される主な病気および奇病の概要:2005年
第4章 バイオ医薬品市場の概要:2004年〜2005年
- モノクローナル抗体:200億米ドルを売り上げる2005年の主なバイオ医薬品クラス
- 治療クラス別バイオ医薬品:2004年のバイオ医薬品市場の4分の1以上が血液疾患に対する薬剤
- 2005年のバイオ医薬品市場は595億米ドル
- 2005年の上位20のバイオ医薬品で総収益の69%を占める
- 2005年の上位3つのバイオ医薬品で170億米ドル以上を売り上げる
第5章 バイオテクノロジー企業の収益と市場シェア:2005年
- Amgen:2005年の市場シェア17%
- RocheとGenentechとの強固な提携関係
- 提携プロジェクトが30%増加
- 2005年のバイオテクノロジー企業の勝者と敗者
第6章 バイオ医薬品パイプライン
- 技術が牽引するバイオ医薬品パイプライン
- バイオテクノロジーが標的とする慢性疾患
- 関節炎のためのバイオ医薬品パイプライン:2006年
- 多発性硬化症のためのバイオ医薬品パイプライン:2006年
- 癌治療のための後期バイオ医薬品
- 後期バイオ医薬品によるワクチンパイプライン:2006年
- 血液疾患に対するバイオ医薬品パイプライン:2006年
- バイオ医薬品による内分泌パイプライン:2006年
- バイオ医薬品による抗感染薬パイプライン:2006年
- 酵素欠乏症のためのバイオ医薬品パイプライン:2006年
- 眼科系バイオ医薬品パイプライン:2006年
- その他のバイオ医薬品パイプライン:2006年
第7章 治療分野別バイオ医薬品市場予測:2005〜2011年
- 血液疾患
- 内分泌疾患
- 多発性硬化症
- 癌
- 肝炎
- 酵素欠乏症
- ワクチン
- 関節炎
- その他
- バイオ医薬品市場は2011年までに2倍になる
第8章 2011年のバイオ医薬品市場概要
- Enbrelが依然として世界のバイオテクノロジー市場を先導し続ける
- 血液疾患が市場を牽引する要因であり続ける
第9章 バイオジェネリック薬に関するイントロダクション
- バイオジェネリック薬の登場
- 主なバイオテクノロジー薬の特許期限満了
- 名称が重要
- 技術改良によりバイオジェネリック薬が強化される
- 生物学的等価性の実証は未だ困難であり続ける
第10章 今後のバイオジェネリック薬市場
- 2007年までに110億米ドルのバイオ医薬品に対する特許の保護が消失する
- 高収益を生み出すバイオ医薬品は特許期限切れを迎える
- バイオジェネリック薬の最も魅力ある標的はエリスロポエチン
- 規制当局はエリスロポエチンに関する更なるデータを要求
第11章 バイオ医薬品市場の課題
- 投与方法に関する課題
- 生産能力不足
- バイオ医薬品のコスト
- 資金獲得
- 大学と企業の提携における信頼関係
- 規制上の問題
- バイオジェネリック薬の脅威
- ベンチャーキャピタルによる投資への依存
- バイオ医薬品市場拡大の促進要因と抑制要因
第12章 ベンチャーキャピタルによる投資とバイオテクノロジー
- ベンチャーキャピタルによる投資とは何か
- ベンチャーキャピタルは何を提供するか
- ベンチャーキャピタリストは何をするか
- ベンチャーキャピタリストとは誰か
- なぜバイオテクノロジー企業はベンチャーキャピタルによる投資を必要とするのか
- 米国バイオテクノロジー市場におけるベンチャーキャピタル投資
- 欧州バイオテクノロジーに対するベンチャーキャピタル投資額の増加
- 米国に追随する欧州の動向
- 欧州PEによるバイオテクノロジーへの投資額は投資市場のわずかな部分である
第13章 国、地域別世界のバイオ医薬品市場:2004〜2011年
- 世界のバイオテクノロジー市場は米国が支配している
- 日本と欧州のバイオテクノロジー市場がもつ世界市場シェアは2011年までに縮小する
- 米国のバイオテクノロジー市場は世界最大の地位を維持する
- 欧州バイオテクノロジー市場は拡大が減速する
- 欧州のバイオテクノロジー業界はベンチャーキャピタルの投資額減少に直面している
- 日本のバイオテクノロジー市場における価格低減
- アジア太平洋地域:眠れる巨人?
- アジア太平洋地域におけるバイオテクノロジー業界は急成長している
- 中国はアジア太平洋地域で最多のバイオテクノロジー企業を有する
- その他の市場
第14章 ヒトゲノムプロジェクトとそれがバイオテクノロジー業界に与える影響
- プロジェクトの全体的目標
- ヒトゲノムプロジェクトの概要
- ヒトゲノムプロジェクトの応用と今後の発展動向
第15章 結論