軍用通信は、現在も治安維持活動などの重要な要素になっています。近年各国の軍は、陸海空で展開される戦闘や治安維持活動を支援するため、統合通信システムなど洗練された電子通信システムへの依存度を強めつつあり、COTS(民生用)通信システムと軍用通信システムの垣根も低くなっています。
当報告書は、今後の軍事作戦に大きな影響を及ぼすと見られている通信製品や技術を詳細に分析したもので、軍用通信を大きく変えると見られている新技術や世界の軍用通信市場の予測、世界の主な国防市場を構成する国々で進められている軍用通信プロジェクトの現状、国防通信システムの設計や調達に関わっている主な機関や組織のデータなどを盛り込み、概略下記の構成でお届けします。
第1章 軍用通信技術の概要
- 軍用通信技術の重要性
- 国防用途に転用可能な民生用通信技術
- 本報告書の目的
- 本報告書の調査範囲
第2章 軍用通信技術のトレンド
- 将来のシステムで重要な役割を担うと思われる強力な通信技術
- 非対称戦争のなかでも重要な役割を担うと思われる通信技術
- 現在の軍事対立と既存の通信技術に対する圧力
- 通信技術アップグレードの取り組み
- 世界の防衛支出
第3章 通信プラットフォームとCOTSソリューション
- COTSの起源
- 軍事転用可能なCOTS技術
- 3G
- WiMAX
- SDR
- 軍用通信対応組み込みシステム
- 軍用通信対応ソフトウェア
- 軍と通信業界の協力関係
- COTSソリューションの軍事用途
- 地上モバイル通信
- 地上固定通信
- 空中(航空機と無人航空機に搭載)
- 宇宙(衛星ベース)
- 海上
- 結論
第4章 米国市場
- 主な軍用通信プログラムの現状と方向性
- 主な国防機関
- 軍用通信分野の主な米国国防関連企業
- 結論
第5章 英国市場
- 主な軍用通信プロジェクト
- COTSコンポーネントの一般化
- 主な国防機関
- 主な供給企業
- 結論
第6章 フランス市場
- 主な軍用通信プロジェクトの現状と方向性
- 主な国防機関
- 主な供給企業
- 結論
第7章 ドイツ市場
- 主な軍用通信プロジェクトの現状と方向性
- 主な国防機関
- 主な供給企業
- 結論
第8章 イタリア市場
- 主な軍用通信プログラムの現状と方向性
- 主な国防機関
- 主な供給企業
- 結論
第9章 カナダ市場
- 主な軍用通信プロジェクトの現状と方向性
- HCTCN(実験用戦術無線システム)
- JTRSへの参加
- AEHF
- 主な国防機関
- 主な供給企業
- 結論
第10章 オーストラリア市場
- 主な軍用通信プロジェクトの現状と方向性
- 主な国防機関
- 主な供給企業
- 結論
第11章 日本市場
- 主な軍用通信プロジェクトの現状と方向性
- COTSコンポーネントの利用
- 主な国防機関
- 主な供給企業
- 結論
第12章 ロシア市場
- 現在の軍用通信プロジェクトと製品
- 主な国防機関
- 主な供給企業
- 結論
第12章 中国市場
- 主な軍用通信プロジェクト
- COTS通信コンポーネントの過去、現在、未来における利用
- 主な国防機関
- 主な供給企業
- 結論
第14章 インド市場
- 主な軍用通信プロジェクト
- 主な国防機関
- 主な供給企業
- 結論
第15章 結論
表紙画像:
