英国における貯蓄/投資の市場は過去数年間、かなりの活況を呈してきましたが、過去数ヶ月間の市場の変動や株価の急落を見ると、最近の上昇相場は終わったとの恐れがあります。
当報告書では、マクロ経済の現状と投資状況、投資市場内の主要部門の規模とそれらの最近の業績、主導的な投資債券プロバイダと最大のファンドマネージャー、商品の販売/マーケティングの方法、消費者の貯蓄/投資商品の所有と投資可能資金の水準、消費者が信頼している金融アドバイスの情報源と質の悪いアドバイスを受けた経験、Northern Rock問題についての人々の考えとその影響、人々が貯蓄と投資に求めるもの、2008年における人々の主な金融優先事項などについて詳細に調査・分析し、概略下記の構成でお届けいたします。
第1章 市場の問題
第2章 市場概要
- 消費者調査の主要結果:金融優先事項
- 商品所有と財産
- リスクへの意識
- 投資家の行為
- 人気のアドバイスの入手先
- Northern Rockへの反応
- ユニット型投資信託やOEICよりも人気の投資債券
- 全ての主要資産クラスにおける2004-2007年間の投資の増加
- 暗雲の垂れ込み
- 市場リーダー
- 販売促進活動
- 流通のトレンド
第3章 経済と投資の状況
- 経済の概要
- 国内経済の成長鈍化の予測
- インフレのコントロール術
- 不安定さが増す株式市場
- 混乱する市場
- 停滞中の消費者感情
- 消費者支出の削減、貯蓄に対する責任の増加
第4章 消費者:2008年の金融優先事項
- 消費者調査
- 収支のやり繰りが多くの人々の主な金融問題
- 異なる貯蓄目的に率いられる男性と女性
- AB層とC2層のインターネットユーザーが最も貯蓄する可能性が高い
- 地域的相違
- 2/5以上の借り手にとって借金返済が金融優先事項
- 長期貯蓄商品と保護商品の強いつながり
第5章 消費者:資産所有
- 2006年における住宅部門の価値は約70億ポンド
- 株式よりも人気の現金
- Buy-to-let商品の投資家は特に商品の多様性と退職向け貯蓄に関心を持つ
- 女性よりも男性の方が多い資産所有額
- 高級紙と中間市場向けタブロイド紙が提供する広告機会
- 1/7のインターネットユーザーが所有する5つ以上の商品タイプ
- 貯蓄者の1/3が1万ポンド以上を所有
- 年齢とともに増加する財産
- 富裕者の間でより普及している長期な貯蓄目的
第6章 市場規模:概要
- 規制された小売投資商品の売上
- 投資売上の約3/5を占める投資債券
第7章 部門別業績
- 「質への逃避」によって支持されるNS&Iの投資額
- 人気を失う英国社債
- 投資債券の需要の増加
- 2003-2007年間で好調だったユニットリンク型債券
- 代表的な購入者は退職者と高額納税者
- 税改正案による脅威
- オフショアの人気失墜
- ユニット型信託投資とOEICの堅調な需要
- 不動産ファンド:最近の成功、しかし業績は下降気味
- REITの到来
- Stocks and Shares ISAへ突進する投資家
- 2007年に15%成長したISAの資産額
- 英国株式の約13%が個人所有
第8章 消費者:リスクの理解
- 投資のリスク
- 自信を喪失させる過去の過ち
- 教育の重要性
- 冒険的な男性、慎重な女性
- 貯蓄者の5つの類型集団への分類
- 自信のある投資家
- 慎重な貯蓄者
- リスク嫌い
- 無関心
- 無関心な人々は貯蓄よりも収支のやり繰りが重要
- 自信のある投資家は最も多様なポートフォリオをもち、最も多くの資産を所有
第9章 消費者:Northern Rockへの反応
- 危機の公表の仕方
- 不確かな将来
- 副産物
- 貯蓄者の半数以上が将来の貯蓄・投資先をより慎重に選ぶと言明
- 35歳以下の人々が最も危機の影響を受けている
- 危機以降に自分のポートフォリオを見直した1/3以上の債券/株式の所有者
- Northern Rockの貯蓄客はより裕福である傾向
- 集団タイプ
第10章 投資債券の最大プロバイダ
- 一時払い保険料部門にて主導者の地位に居座るHalifax Life
第11章 最大のファンドマネージャー
- ユニット型信託投資/OEICの最大のファンドマネージャーであるInvesco Perpetual、ISAファンド部門にて首位に立つHalifax
第12章 ブランド通信と広告
- 2006-07年間でわずかに上昇した貯蓄/投資商品の広告費
- 最大の広告主であり続けるING Direct
- 単純な貯蓄口座に相応しいテレビ広告、より複雑な商品の広告には業界誌が頼られる
第13章 販売チャネル
- 投資市場における最高位に君臨する仲介業者
- 投資型債券売上の最大のシェアをもつIFA
- ユニット型投資信託とOEICの売上の最大のシェアを生む仲介業者、ISAファンド市場を侵食するファンドスーパーマーケット
第14章 消費者:アドバイスの入手
- 多くの貯蓄者が銀行の職員を信頼
- 年齢上昇とともに異なる助言者を信頼
- Buy-to-let商品の投資家は資産管理会社や個人銀行を利用する可能性が高い
- 資産が多いほど専門家のアドバイスを必要とする
- 慎重な貯蓄者は銀行や住宅金融組合のスタッフを信頼する傾向、自信のある投資家はIFAを利用する傾向
第15章 消費者:貯蓄/投資の経験
- 情報通の貯蓄者?
- 年齢、経験とともに増加する知識
- 富裕者は最も依存度が低い
- 自信のある投資家と慎重な貯蓄者は専門家のアドバイスを聞く傾向が高い
第16章 付録:貯蓄者クラスタ集団のプロファイル