過去数十年にわたり、タンタル市場は世界的な資源不足時に急激な価格の高騰が見られたことを除いて、非常に安定しています。この背景の1つとしては、世界最大のタンタル生産会社である Cabot and Stark 社が大手炭鉱会社であるオーストラリアの Sons of Gwalia 社と固定価格での供給契約を締結したことが挙げられます。これにより、1990 年代後半にコンシューマ・エレクトロニクスや携帯電話に対する需要拡大に伴いタンタルの需要が高まった状況においても価格は比較的安定していました。しかし、1998 年および 2000 年の携帯電話の爆発的な売り上げにより、タンタルの価格の上昇は抑えられなくなっており、既存のサプライヤでは対応できない状態となっています。
金属・鉱物の市場調査で定評のある英国の調査会社 Roskill Information Services, Ltd.(本社:ロンドン)では、タンタルの世界市場を詳細に調査分析し体系的にまとめた報告書 "The Economics of Tantalum, 9th Edition 2005" を発行いたします。
当報告書は、世界におけるタンタルの埋蔵量、生産量、消費量、用途市場や貿易、価格の動向について、図表と併せて概略下記の構成でまとめております。
1. サマリー
2. はじめに
3. タンタルの供給と需要
- サプライチェーンの概要
- タンタルの一次供給と二次供給
- タンタルの需要と供給のバランス
4. タンタルの生産と加工(国別)
- アンゴラ
- アルメニア
- アルゼンチン
- オーストラリア
- オーストリア
- ベルギー
- ボリビア
- ブラジル
- ブルンジ共和国
- カナダ
- チャド
- 中国
- コンゴ人民共和国
- コートジボワール
- チェコ共和国
- コンゴ民主共和国
- エジプト
- 赤道ギニア共和国
- エストニア
- エチオピア
- フィンランド
- フランス
- ドイツ
- ガーナ
- グリーンランド
- ガイアナ
- ギアナ
- インド
- アイルランド
- 日本
- カザフスタン
- マラウイ
- マレーシア
- モンゴル
- モザンビーク
- ナミビア
- ナイジェリア
- ポルトガル
- ロシア
- ルワンダ
- ソマリア
- サウジアラビア
- シエラレオネ共和国
- シンガポール
- 南アフリカ
- スペイン
- タイ
- ウガンダ
- ウクライナ
- 英国
- 米国
- ベネズエラ
- ザンビア
- ジンバブエ
5. タンタルの消費量
6. タンタルの用途
- タンタルコンデンサ
- その他電気用途
- 合金添加物
- タンタルミル製品
- 炭化タンタル
- タンタル化合物
7. タンタルの価格