欧州の自動車業界では、1990 年代後半から協調的安全システムに関する調査を実施しており、今後、EC による V2V(Vehicle-to-Vehicle:車車間または車両間)および V2I(Vehicle-to-Infrastructure:路車間)技術への研究予算の増額が見込まれていることから更に詳しい研究が行われるものと思われます。この研究の主な目的は規格を定め、すべての国のすべての車両がその他すべての車両やインフラと通信を行えるようにすることです。
自動車部品およびシステムの設計や開発に関するコンサルティングや市場調査分析を専門とする英国の調査会社 SBD(本社: 英国 Northants 州)では、欧州における V2V および V2I 通信の開発について調査分析を行い、まとめた報告書 “EUROPEAN TELEMATICS: The development of V2V & V2I communications in Europe”を発行いたしました。
当報告書は、欧州における V2V(Vehicle-to-Vehicle:車車間または車両間)および V2I(Vehicle-to-Infrastructure:路車間)通信基準の開発に関する洞察と今後の展開に関する主要課題を取り上げ、今後、欧州規格と採用される可能性のある技術に関する分析、主要企業や、第 1 世代システムの開発および導入に関するスケジュールに関する展望について、図表と併せて、概略下記の構成で取り上げています。
1. エグゼクティブサマリー
2. 主要事項に関するサマリー
- V2V および V2I 通信の概要
- 通信規格
- 用途
- 導入戦略
3. V2V および V2I 通信の概要
4. 欧州における V2V および V2I 関連通信規格
- 概要
- 無線周波数
- 欧州に関する調査
- 無線技術に関するレビュー
- 今後の展望
5. MANET ルーティング・プロトコル
6. V2V および V2I 通信の用途
- 概要
- 安全性警告
- 運転支援
- 交通管理
- 商業用途
- 今後の展望
7. V2V および V2I 通信の導入
- 概要
- スケジュール
- 初期導入
- V2I レシーバ導入に関する主要企業
- 急速な普及への働きかけ
- 今後の展望