新薬の価格付けは重要で、成り行きに任せるわけにはゆきません。高すぎると処方集から外され償還に失敗する可能性があり、低すぎると利益が減ります。医薬企業としては、価格設定の原理や市場環境を十分に理解しておくことが本質的に重要です。
医薬品業界の経営層向け情報提供で高い評価を得ている英国の市場調査会社 Urch Publishing, Ltd.(本社: ロンドン)では、世界市場における医薬品価格を詳細に調査分析し、価格戦略を体系的にまとめた報告書 "Pharmaceutical Pricing - Global Perspectives"を発行いたしました。
当報告書は、医薬企業が激しい競合と特許期限到来の中で利益を継続的に確保するために、医薬品の価格をどう制御管理しているかを説明する代表的なケーススタディを盛り込んで医薬の価格付けと償還戦略を分析しており、55図表を織り交ぜた全体の概略構成は次のようになっております。
エグゼクティブサマリー
1. 医薬品市場と価格
- 医薬品と価格の定義/機能
- 価格自由化と政策等外部要件
- ケーススタディ(15例)
2. 医薬品のライフサイクルに応じた価格付け
- 医薬品のライフサイクル
- ブランド開発
- ケーススタディ(6例)
3. 並行取引
- 国際取引と対並行輸入保護
- 価格差別化とディスカウント
- ケーススタディ(4例)
4. スイッチOTC薬品の価格付け
- 医薬、販売場所、価格
- ブランドの威力
- ケーススタディ(1例)
5. ジェネリック薬品
- ジェネリック薬品の課題
- 特許延長戦略
- ケーススタディ(5例)
6. 企業と消費者の間の相互影響
- 臨床医、患者、企業
- 知的所有権、特許期限
- ケーススタディ(20例)
7. 北米における医薬品価格
- 米国(ヘルスケア・システム他)
- カナダ(医薬価格レビュー委)
- ケーススタディ(2例)
8. 日本における医薬品価格
9. ヨーロッパにおける医薬品支出管理
- 英国(PPRS、NICE)
- フランス(ヘルスケア支出)
- ドイツ(ヘルスケア改革他)
- スペイン(政府インセンティブ)
- イタリア(価格システム)
- ケーススタディ(2例)
10. 発展途上国における医薬品価格
- 強制認可の概念
- アフリカとエイズ危機
- 南アフリカHIV薬価格
- ブラジルHIV薬価格
- 途上国におけるエイズ薬資金
- ケーススタディ(3例)